漢方の豆知識
漢方の基本となる捉え方について

身体のバランスを整えて
疾患の根本原因や健康維持に
アプローチ
全身のバランスを重視する漢方は、病気の種と呼ばれるまだ表面化していない疾患を見つけることができます。身体のバランスを崩す原因も除去するため、本来の健康状態へ戻す効果もあります。対して、西洋医学では疾患が表面化してから治療する方法を取ります。原因がわからないケースでは、症状を改善させる治療のみ行い、原因まで改善できないこともあります。
漢方理論① 陰陽(いんよう)

陰陽のバランス改善に
漢方治療が効果的
漢方を説明するうえで欠かせない考え方の一つに「陰陽」があり、東洋哲学に基づいた理論です。「陽」「陰」を切り離すことはできず、人間の身体にもこの考えが当てはまります。疾患の仕組み、身体の構造や働き、治療方法なども陰陽で説明が可能であり、この陽と陰のバランスが崩れた際に身体の不調が生じるとされています。
「陰証タイプ」と「陽証タイプ」
漢方治療では、患者さん一人ひとりの体質や不調を把握して、身体の状態を「陰」と「陽」のバランスで捉える考え方をします。「陰陽」の傾き度合いを把握することで、適切な選択を取ることができます。
陰証タイプ
- 体質
- 比較的スリムで、顔色が青白く見える
- 傾向
- 寒さが苦手で手足の冷えを感じやすい
- 経過
- 体力の低下に伴い身体の反応が落ち着いている
陽証タイプ
- 体質
- 筋肉質でがっしりしており、胃腸が丈夫
- 傾向
- 暑がりで活発なタイプ
- 経過
- 不調に対して身体の防衛反応が高まっている
漢方理論② 五行(ごぎょう)

漢方治療で五臓のバランスを調整
木・火・土・金・水の要素に分けられ、自然界に存在するものは全てこの要素に該当します。互いはバランスを取り、「相生」や「相克」などの関係性にあります。人体は「肝・心・脾・肺・腎」の機能系に分けて考え、バランスが崩れると体調に悪影響があるとされています。この五臓はエネルギーである気を巡らせて生命活動を維持する役割があり、西洋医学よりも広い範囲で臓器を示しています。
一例をあげると「肝」は、漢方では血液の過不足を調整するなど、気や血液を巡らせる作用があるとされます。対して西洋医学では、血液中に存在する有害物質の排出や解毒をする機能があると言われています。漢方治療においては、五臓のどの機能系が低下しているのか、もしくは高ぶっているのか適切に判断することが治療を進める重要な情報となります。
漢方理論③ 気血水(きけつすい)

身体を構成する気血水の
バランス維持に作用
漢方では、「気」「血」「水」の要素が身体を構成しているとされています。この3つの要素は互いに関わり合い、支え合うことでバランスを取り健康を維持していると考えられております。何かが過剰になったり、不足したりするとバランスが崩れてしまい、身体の不調が現れることがあります。漢方治療では、不足分を補うことを目的として内容を決めます。
| 症状の名称 | 主な症状 | |
|---|---|---|
| 気の異常 | 気虚(ききょ) 活力が不足した状態 | 疲れやすい、食欲が湧かない、気力が出ない、胃もたれ、お腹がゆるくなりやすい、身体が重だるい |
| 気滞(きたい) 巡りが滞った状態 | イライラ感、気分の落ち込み、不眠、のどの違和感、お腹の張り、頭が重く感じる | |
| 血の異常 | 血虚(けっきょ) 栄養が不足した状態 | めまい、立ちくらみ、肌の乾燥、髪のパサつき、手足のしびれ、不安感、眠りが浅い |
| 瘀血(おけつ) 巡りが滞った状態 | 肩こり、生理に伴うお悩み、肌荒れ、吹き出物、顔色がくすむ、手足の冷えやのぼせ | |
| 水の異常 | 水滞(すいたい) 代謝が滞った状態 | 身体のむくみ、頭重感、めまい、吐き気、気象の変化による体調不良、身体の重さ |
漢方理論④ 証(しょう)

四診や五臓・気血水・六病位で
証を導き出し
適切な治療内容をご提案
患者さんの体質や症状の特徴などを、漢方では「証」と言います。身体の抵抗力や体力、体温、内部・外部の疾患の判断、進行度合いなどさまざまな指標を用いながら、総合的に診療して「証」を出していきます。「虚実」「陰陽」「寒熱」「表裏」など四診で体質を確認して、「五臓」「気血水」「六病位」などで「証」を導き出して、適切な治療をご提案させていただきます。
よくあるご質問
-
Q1
初めて受診する際に必要なものはありますか?
-
Q2
初診時の待ち時間や料金はどのくらいですか?
-
Q3
初めて診察したい時、または半年以上間が空いた時の予約の取り方が知りたい。
-
Q4
予約のキャンセル、変更方法が知りたい。
-
Q5
今まで診療を担当していた先生を変更することはできますか?
-
Q6
オンライン診療について教えてください。
-
Q7
お支払方法について
-
Q8
駐車場、最寄りの駅について
-
Q9
薬局について
-
Q10
予防接種はできますか?
-
Q11
台風などの災害時の臨時休診について
-
Q12
先生の体調不良等による臨時休診について
-
Q13
特定検診やがん検診は受けられますか?
-
Q14
紹介状がなくても受診できますか?
-
Q15
家族の付き添いや代わりの受診は可能ですか?
初めて受診する際に必要なものはありますか?
マイナンバーカードを必ずお持ちください。また、お薬手帳、他院からの紹介状、検診結果などをお持ちのかたは併せてご持参いただけますとよりスムーズで正確な診療が可能です。
初診時の待ち時間や料金はどのくらいですか?
当日の混雑状況によりますが、初診のかたは問診やカルテ作成から薬局で薬をお渡しするまで、長い場合は2~4時間程度お時間をいただく場合がございます。料金は保険診療(3割負担)の場合、3,000~10,000円が目安となります。
初めて診察したい時、または半年以上間が空いた時の予約の取り方が知りたい。
初診・再診に関わらず、お電話(059-327-7600)または24時間対応のWEB予約システムからご予約いただけます。
初診の予約について
当院の初診は原則として「完全予約制」とさせていただいております。月・火・金曜の午後に限り予約なしの当日受診が可能な場合もございますが、混雑状況によっては別日のご案内となる可能性がございます。スムーズな診察のため、事前にお電話での空き状況確認を推奨しております。
予約枠の表示について
予約システム上で選択できない日時は、すでに予約枠が埋まっております。恐れ入りますが別の日程をご検討ください。
医師の指名について
当院では、原則として医師の指名は承っておりません。もし、ご希望がある際は問診票の備考欄にご入力ください。診療内容や混雑状況によっては、ご希望に添えない場合がある点はご容赦いただけますと幸いです。 ※青山医師による初診受付は休止しております
複数名でのご来院について
ご家族や友人と受診される場合、一人につき1枠の予約が必要です。同じ時間帯でのご予約が難しい場合もありますことはご了承ください。
※診察券を紛失されたかたは再発行代がかかりますのでご注意ください。
予約のキャンセル、変更方法が知りたい。
予約のキャンセル・変更は、当院ホームページの予約システム上からお手続きいただく、もしくは前日までにお電話いただくようお願いしています。当日やむを得ずキャンセルされる場合は、他の患者さんへ枠をお譲りするため、早めにご連絡いただけますと幸いです。
診療を担当していた先生を変更することはできますか?
可能です。当院では患者さんとの相性や通院のしやすさを重視しておりますので、変更をご希望の場合は受付スタッフまでお申し付けください。※青山先生は選択不可
オンライン診療について教えてください。
当院では再診(症状が安定している患者さん)を対象としたオンライン診療を導入しております。アプリを通じてテレビ通話で診察を受けた後に処方箋が送られてきますので、近隣の店舗からお薬の郵送、もしくはご自身で薬局へ取りに行くことができます。詳細は診察時に医師へご相談ください。
ご利用いただける条件
継続的な治療:当院で特定の診断名が確定しており、同じお薬を継続して服用されているかた(お薬が体に合っていることを確認できているかた)。
医師の承諾:担当の医師がオンライン診療可と判断し、許可が出ているかた。
お支払い方法:クレジットカード決済が可能なかた。
定期的な対面診察:安全管理のため、半年に1回はご来院による対面診察が可能なかた。
ご利用開始までの流れ
原則として3回目以降の診察よりオンラインをご検討いただけます。
初診および2回目の診察: 必ず「対面診察」にて、お薬の副作用の有無や経過を確認させていただきます。
3回目以降: 経過が良好であれば、医師の許可を得てオンライン診療へ切り替えが可能です。
オンライン診療利用不可の場合
現在オンライン診療をご利用中のかたであっても、以下に該当する場合は一度ご来院による対面診察が必要となります。
保険証・マイナンバー関連:保険証の変更手続き中、またはマイナンバーの期限切れ等により自由診療となる場合。
医師の変更:担当の医師を変更される場合。
受診間隔の超過:最後に対面診察を受けてから半年以上が経過している場合。
体調の変化:直接の診察が必要と医師が判断した場合。
対面診察にて再度安全性が確認でき、医師の許可が出れば、次回から再びオンライン診療をご利用いただけます。
お支払方法について
現金、クレジットカード、交通系ICカードのご利用が可能です。
※金属製カードは端末故障の恐れがあるため使用できません。また、セキュリティ上、暗証番号設定がないカードもご利用いただけません。
※自由診療や一部の商品は現金精算のみ対応。
駐車場、最寄りの駅について
大型駐車場がございますので、お車でのご来院が便利です。公共交通機関をご利用の場合は、三重交通バス「城西町」バス停より徒歩約3分、四日市あすなろう鉄道「赤堀駅」より徒歩約12分です。
薬局について
当院では院外処方を行っておりますので、漢方薬の処方をご希望のかたは受取先の薬局が以下の条件に対応しているか事前にご確認ください。
・漢方薬を取り扱っているか
・漢方薬の調合(グラム単位での混合)が可能か
※処方箋の有効期限にご注意ください。処方箋の期限は発行日を含め4日間です。期限が切れると無効となり、再発行には再度受診(診察料)が必要となりますので、お早めに薬局へお持ちください。
予防接種はできますか?
実施しております。インフルエンザや新型コロナなどの季節性ワクチンのほか、子どもの定期接種、高齢者肺炎球菌、帯状疱疹ワクチンなど幅広く対応しています。ワクチンの在庫確保のため、必ず1週間前までにご予約をお願いいたします。
台風などの災害時の臨時休診について
台風の接近や大雪などの要因により患者さんやスタッフの安全確保が難しいと判断した場合、臨時休診とさせていただくことがございます。その際は、当院のインスタグラムにてお知らせいたします。
先生の体調不良等による臨時休診について
急な体調不良や学会参加、交通機関の遅れ等により、担当医師が変更、休診となる場合がございます。スケジュールはインスタグラムのストーリーからご確認いただけます。
特定検診やがん検診は受けられますか?
当院は、四日市市の特定検診・がん検診の指定医療機関です。受診券をお持ちのうえ、事前にお電話やWEBにてご予約ください。当日は朝食を抜いてお越しいただくなどの注意事項がありますので、予約時にご案内します。
紹介状がなくても受診できますか?
紹介状がなくてもご受診いただけます。当院は地域のかかりつけ医であり、どのような症状でもまずは診察いたします。より高度な精密検査や入院が必要と判断した場合、関連病院である四日市羽津医療センターや市立四日市病院等へ速やかにご紹介いたします。
家族の付き添いは可能ですか?
ご高齢のかたやお子さんの付き添いはもちろん可能です。ご本人が来院できない場合、ご家族が来院いただく「家族相談」も承っております。
※家族相談は保険適用外の自由診療となる場合がございますので、詳細はお問い合わせください。